上海ライフンガスは、乳源ヤオ族自治県にある新源環境保護金属科技有限公司向けの酸素プラントの建設を完了し、順調に稼働を開始しました。厳しいスケジュールと限られたスペースにもかかわらず、プラントは着工からわずか8か月後の2024年5月24日に高品質のガス生産を開始しました。このプロジェクトは、上海ライフンガスにとって金属製錬業界における新たな成功となります。
このプラントは、従来の方法に比べて大幅なエネルギー節約を実現する高度な極低温空気分離技術を採用しています。液体窒素、液体酸素、気体窒素、気体酸素を同時に製造できるため、さまざまな生産ニーズに対応できます。
最適化された設計により、毎時9,400立方メートルの生産能力を持つこの低純度酸素プラントは、1,000平方メートルのコンパクトな敷地に設置されました。液体窒素と酸素の貯蔵タンクも追加され、限られたスペースへの設置と効率的なスペース利用が実証されています。
顧客は2024年7月1日にガスの使用を開始しました。1か月のテストの後、プラントは安定したガス供給を実証し、顧客の要件を効果的に満たし、承認を獲得しました。
乳源ヤオ族自治県にある新源酸素工場は、高い効率と生産量を確保しながら、環境保護と持続可能な開発を最優先に考えています。極低温空気分離プロセスは、エネルギーを節約するだけでなく、環境への影響も軽減し、上海ライフンガスのグリーン製造への取り組みを反映しています。
このプラントの操業が成功すれば、金属製錬業界における同社の競争力が強化されるとともに、顧客には経済的・環境的メリットがもたらされます。このプロジェクトは、技術革新と環境への責任を融合させるという上海ライフンガスの理念を体現するものです。

投稿日時: 2024年8月8日